★魚食離れ?★日本の魚食事情

日本は島国ですので、もともと水産資源が豊富です。

しかし、最近は魚を食べる方が減ってきています。

『魚食離れ』というワード、よく聞きますよね?

今回は魚食離れと水産関係者の活動についてです!


魚より肉!?

ファストフィッシュ

プライドフィッシュ

魚より肉⁉

いつから魚が食べられなくなってきたのでしょうか。

1970年代から徐々に摂取量は落ちていきますが、これは高度経済成長と欧米の文化が一気に日本に流れ込んできたことが背景にあります。

しかし、特に顕著なのがこの20年間ほどで、ついに平成18年には1人1日あたりの魚と肉の摂取量が逆転しました。

さらに直近10年でこの差は開く一方です。


なぜ魚が食べられなくなったのか。

この平成18年時点での水産庁が発行する「水産白書」では、その理由を3つ挙げています。


① 子供たちが「魚」を好まない。

② 調理が面倒だから

③ 肉より割高だから


…確かにそうですね。

私も小さい子供が家にいまして、妻も働いているのでこの3つは実感で良く分かります。


このような分析を見ると、あたかも「魚」自体が嫌われてしまったようなグラフに見えます。

ただ正確には、「私たちの生活様式に合わない部分が出てきた」から、ですよね。

魚が好まれていない要因は、「魚それ自体」には関係無いのです。


そのような『ズレ』を水産庁始め関係者も意識していて、色々な取り組みをしています。

その活動を少しだけご紹介します!



『ファストフィッシュ』

聞いたことありますか?

水産庁が『魚の国のしあわせプロジェクト』というのを行っていまして、その一環として2012年から認定ブランド方式で始まりました。


『手軽』『気軽』をキーワードとして選定された商品に「ファストフィッシュ」認定を出して、より皆さんに知っていただこうという企画です。

水産関連の有識者と関心が強い消費者が選定委員となっています。


スーパーでロゴを見たことがある方も居ると思います。

ココにロゴを掲載できないのが残念ですが、最新の認定商品はこちらになります。

https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/fastfish/fastfish_22_kekka.pdf


過去の認定商品も見れますので、良かったら見てくださいね!

(私たちの店でお取り扱いしている商品も結構ありますよ!)


『プライドフィッシュ』

水産庁が行っている『ファストフィッシュ』には、実は賛否両論ありました。

魚を「手軽/気軽」だけで切り取ると、本来の日本の魚食文化にはどうなのかと。

そこでファストフィッシュと表裏一体の活動として、同時期にJFグループ(全漁連)を中心に『プライドフィッシュ』プロジェクトが始まりました。


こちらは各地の特産や旬を重視して、「美味しい魚を食べる体験」を広める活動です。

http://www.pride-fish.jp/about/index.html


会長は料理の鉄人での解説でも有名な、服部幸應氏。

さかなクン(さん?)も参加されてます。


今は中々できませんが、皆さん観光で日本各地に行かれるとやはりその土地の美味しい海産物を食べたいですよね。

このプロジェクトは、日本が島国で水産品の宝庫であることを再認識させてくれます。


ちなみに毎年『FISH-1 グランプリ』というイベントが行われていまして、このファストフィッシュとプライドフィッシュそれぞれ投票方式で優勝を決めるコーナーもあります。

この2つの活動、それぞれとても面白いものです。

ぜひサイトをゆっくりご覧になってみてください!


「調理に時間をかけず魚を食べたい!」「たまには知らなかった水産品も食べてみたい!」

『手軽・気軽』も、『地域性・旬』も、どちらも偏ることなく大事ですよね。


私たち「さかな組商店」も、売場でお客様1人1人にこの二つを伝えられるよう頑張っていきます!


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