『真ほっけ』と『縞ほっけ』★違いを解説!★

私たちに馴染み深い水産品としてイカをこちらでご紹介しましたが、もう一つ。

ここ十何年ですっかり馴染み深くなった魚といえば、『ほっけ(𩸽)』ですよね!

今回はホッケについて!


◎ホッケは2種類あります!

◎根ホッケって何?

◎スーパーで買う時はココを見ましょう。

◎お家で美味しく焼くには...


ホッケは2種類あります!

これは最近では結構知られていますね。

ホッケは、『シマホッケ』と『マホッケ』があります。

この二つ、獲れる海域がまず違います。


『シマホッケ』はアラスカのベーリング海やロシアのオホーツク海で多く漁獲されます。

日本でも少し揚がりますが、基本的には北方で獲れるため輸入品になります。

特徴的なのは、魚体にまさに『シマ』模様があること。

(シマホッケは漢字だと『縞』ほっけです!)

ホッケってスーパーで買っても、あまり魚体は気にしないですよね。

しっかり縞模様があるんです。


一方で『マホッケ』は北海道近海が主な漁場になります。

これも実は国内では3つに区分されまして、「道北からオホーツク海方面」・「羅臼を中心にした太平洋方面」、そして「道南から本州に向いた方面」です。

それぞれ微妙に脂のノリが変わります。

マホッケはシマホッケに比べると魚体は小ぶりです。


では味の違いはどうでしょう。

シマホッケは脂のノリが良く、そのジューシーさが何と言っても魅力。

マホッケは脂のノリというよりは、クセのない上品な脂と味の濃さが特徴です。


東北から南では、シマホッケの方が良く見かけますね。

スーパーでも売ってますし、居酒屋では定番メニューです。


そういえば、シマホッケの開きって何で頭がいつも落としてあるか不思議に感じませんか?

マホッケは頭付で開いてあるのに。

これは、シマホッケは輸入品なことと関係しています。

頭は可食部が少ないので、効率良く梱包して歩留まりを良くしようと海外の加工業者が始めたと言われています。


根ホッケって?

『根ホッケ』という名前、聞いたことはあるでしょうか?

実は魚の種類の名前ではありません。


『根が生えているかのように、同じ場所に居付いているホッケ』という意味です!


これは魚は『マホッケ』で、生態に関しての「あだ名」ですね。


ホッケは本来回遊魚ですので、周期で海を移動します。

ただ、最高のエサ場を見つけてしまったホッケは回遊を止め、その場に居付いてしまいます。

そうするとどうなるか。


簡単にいうと、太ります(笑)

エサは豊富で動かないですから...。


つまり、脂がとても良くのったホッケになるんです。

これは本当に美味しいです!


「羅臼産根ほっけ」って北海道物産展などで良く見ませんか?

羅臼産が美味しいと有名なのは、道南よりも冷たい海域で身が良く締まり、丸々と太って脂が多いホッケだからです。


もうひとつ、羅臼と並んで美味しい産地をご紹介します。

それは道北側の「利尻島・礼文島」産です。

漁獲量が羅臼や知床より少ないですのであまり知られていませんが、この根ホッケは間違いなく美味しいですよ!


スーパーで買う時はココを見ましょう。

◎シマホッケ


シマホッケの方が良く見かけますし、買う機会も多いかと思います。

何と言ってもシマホッケの最大の良さは、脂の多さ。

ですので、身が厚く白く脂が見えるものを選びましょう。

また、脂が多い干物の最大の敵は『乾燥』(酸化)と『ドリップ』(水が出てる)です。

パサパサ感が見てとれるもの・水っぽくダレているものは避けましょう。


◎マホッケ


細身のものより、綺麗な楕円形のものを選びましょう。

そしてマホッケは、魚体の皮側が見れるパッケージなら必ず見てください。

脂ノリが良く旬に近いマホッケは、「赤ほっけ」と呼ばれるほど腹に赤みが差してきます。


お家で美味しく焼くには...

まず、常温で解凍せずに冷蔵庫で解凍してください。

急激に温度変化させると旨みが一緒に流れ出てしまいます。


私たちもよくお客様から、「魚焼きグリルでうまく焼けない」というお声をもらいます。

特に上火タイプの片面だけ火が出るグリルは「ひっくり返す」ことが必要です!

(シマホッケは大きい場合は、半身で切ってOKです。)

①受け皿に少し水を入れ、1分程まずは網を温めて準備します。

(網に油も塗っておくとくっつきにくくなります)

②ホッケを皮面を下に置き、身の方から焼いていきます。(目安7~8分)

中火で程よく焼き色がつけばOKです。

③ひっくり返して皮面を焼きます。(弱火に変え、目安4~5分)

 軽く焦げ目が付く程でOKです。


※焼く前に酒を適量薄く塗ってもOKです!焼き目が綺麗になります。


ちなみに、食べ終わった後に皮をさらに炙っても旨いですよ!

縞ホッケも真ホッケも非常に身近な魚になりました。

産地も色々ありますし、干物の仕方も製造者によって様々です。

ぜひ色々なものを食べ比べてみてくださいね!


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