★神秘のイカ★ ホタルイカ

日本海側で「春の到来」と言えば、何と言ってもホタルイカではないでしょうか。

まさに旬を迎え、皆さんもスーパーで見かけると思います。


今回は『神秘のイカ』ホタルイカのご紹介です!

神秘的な生態

ホタルイカ、本当に謎が多い生き物です。

皆さんご存知の通り、最大の特徴は「発光する」ことですね。

発光する仕組みは昆虫の蛍と同じ原理のようです。

(体内に発光物質を持っていて、そこに酵素が作用すると発光する)


ただ、ホタルイカが個性的なのは、青・水色・緑と3色の発光波長があること!

まるで信号機ですね。

この3色のパターンによって、仲間と意思伝達をしているのではないかと言われています。

しかし、詳しいところはまだまだ謎に包まれているようです。

昆虫の蛍も発光によって合図を送り合ってると言われますが、ホタルイカは仲間同士でもう少し複雑なコミュニケーションをしているのかもしれません。


なぜ光るのか?

そもそも何のために「光る」のでしょうか?

研究によると、3つ理由があるそうです。


①<意思伝達>

これは、前述した通りです。

光のパターンによって仲間同士で意思伝達していると考えられています。


②<敵から身を守る>

海の中には外敵がたくさん居ます。

襲われた際に発光することで相手を驚かし、目を眩ませるため発光します。

確かに海の中は暗いですから、いきなり光ったら驚きますよね。


③<海の中で身を隠す>

海の中は、上から太陽光がうっすら差し込んできます。

そうすると自分の身に影ができますので、居所がバレやすくなります。

ホタルイカは自ら微小に発光することで、この陰影を消していると言われています。

つまり、周りに溶け込んで身を隠しているんですね。

これはすごい!


オススメは『素干し』

ホタルイカといえば、やはり「富山湾」です。

富山湾は、その湾形状(すりばち型)と独特の海流(深部から浅部へ)から日本のホタルイカ産地でも定置網で漁が可能なホタルイカの『メッカ』です。

「ホタルイカの身投げ」が有名ですよね。

産卵を終えたホタルイカが海流によって浜に打ち上げられる現象ですが、これもまた謎が多い...。


さて、そんな富山産のホタルイカは身がプックリとしていて、様々な食べ方を楽しめます。

もちろんボイルでそのままというのも美味しいですが、有名なところですと「酢みそ和え」でしょうか。

ただ、今回は『素干し』をぜひオススメしたいと思います!


旨みが凝縮される「干す」という加工、この素晴らしさはココでも何回かご紹介させてもらいました。

ホタルイカも例外ではありません。

濃厚なワタの旨み、新鮮な身の甘味をクッキリと味わうなら、『素干し』です。

干スルメとも違い、干していても身は柔らかいのでとても食べやすい!

少しだけ炙っていただければ、さらにワタの旨みがじゅわっと感じられ最高です!


ぜひこの季節だけの旬もの、ご賞味くださいませ。



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