ここ何回か、『干物』について書いてきました。
今回は、『干物の保存』についてです。
お客様にも大変良く聞かれる質問です。
特に私たちは期間限定で出店していますので、次回同じ場所でお会いできる日程が2か月後ということもあります。
『すぐ食べない分はどうしたら良いの??』
お答えします!
「魚を干す」という方法自体、もともとは保存のための加工です。
ですが、いま皆様が目にする干物は完全に水分を抜いたわけではありませんので、冷蔵庫での日持ちも長いわけではありません。
(ものによりますが、一般的には冷蔵で3~4日です)
そのような干物を保存する場合は、【冷凍】をオススメします。
最近はローリングストック(短期備蓄)という言葉も良く聞きますね。
ただ、単に冷凍庫に入れれば良いかというと、美味しさを保つコツがあります!
今日はその具体的な方法をご紹介します!!
まず、用意する物がこちら。

●ジップロック
●サランラップ
●アルミホイル
●新聞紙
※全部用意しなくても大丈夫です。サランラップと新聞紙だけでもOK。
例えば、↓こんな感じで食べない分があるとします。

ではここから具体的に....
① それぞれの干物をサランラップで包みます。
※今回は13~14cmくらいの丸干しなので、4~5尾まとめてでOKです。
★Point)できるだけ空気を抜いてピッタリ包みます。

② さらにアルミホイルで包みます。
※無ければ③へ進んでください。
★Point) アルミホイルは熱伝導が良いので、冷凍温度を保つ役目になります。
その時に温度変化を防いでくれるのがアルミホイルです。

③ 新聞紙で包みます。
※サランラップと新聞紙でも十分OKです。
Point) 新聞紙に包むことで、冷凍焼けや冷凍庫特有の臭いが移ることを防ぎます。

④ ジップロックに入れます。
※できるだけ空気を抜いてジップします。

⑤ 冷凍庫に保存します。
Point) なるべく温度変化が無い奥へ入れると良いです。

このように保存してもらうと、品質も変わらず美味しく食べてもらえます!
冷凍庫でも1か月以内では食べてくださいね。
また、このサイズの丸干しなら解凍せずにそのまま焼いてOKです!
ぜひ参考にしてください!