帆立の殻で干す!? シェルパウダー干物とは?

前回は干物が出来上がるまでの流れをご紹介しました。

今回は珍しい干物をご紹介します!


『ポケットマルシェ』というスマホアプリをご存知でしょうか。

全国の農家さん・漁師さんと会話しながら直接買い物できるアプリです。

https://poke-m.com/about


私たちとはやり方が違いますが、素晴らしい水産品を直接消費者が手にできるという点ではその理念にとても共感できるサービスです。

また、売る・買うだけでなく作り手さんとのメッセージのやり取りや、リアルな交流まで体験できるところが素晴らしいサービスです。



たまに私も利用しているのですが、先日珍しい干物を見つけました。

以前私たちも『いくら醤油漬』でご紹介した、北海道噴火湾(内浦湾)。

この湾に面する八雲町の漁師さんが製造された『宗八カレイの干物』です。


→噴火湾の西に位置する八雲町。日本で唯一「大西洋」と「太平洋」を持つ町だそうです。


噴火湾で獲れるカレイはもちろん美味しいのですが、今回の干物はその製造方法が驚きです!


『シェルパウダードライ製法』



...初めて聞きました!!

興味津々で説明を読んだのですが、これがまたすごい!


晴れが少ない八雲町では天日干しができないそうです。

ということで、灰干しのように浸透圧で水分を抜く仕組みを参考に、何と帆立の殻を粉砕し代用!!

なるほど~。「干さない干物」ですね。

噴火湾は良い帆立が揚がりますし、その工夫の精神に純粋に頭が下がります...。



ということで、とにかく食べてみたい一心で買ってみました。


注文から4~5日で届きました。

しかも発送時にアプリ内通知で直接作り手さんからメッセージがきます。

この辺りもとても良いサービスだなぁと実感。




全長30cmくらいです。

もっと大きいサイズも宗八カレイはありますが、これくらいがちょうど良い!

なぜかと言うと...



家庭用のグリルにギリギリ入る!

私たちも店でお客様の声として多いです。

大事なポイントですよね。


今回は、アプリ内で作り手さんに焼くコツも聞いてみました。

先にグリルを温めてから魚を載せるとこびりつきにくいですよ!と教えてくれました。

親切!


→ 綺麗に焼けました。




「干さない干物」の通り、レア感があって美味しい!!

もともと宗八カレイの干物は淡泊で独特な風味がありますが、全体がとてもまろやかになっています。しかも旨みはくっきり感じる。


作り手さんによると、焼くだけではなく、玉ねぎや人参と煮てコンソメやトマトソースでブイヤベースにしても美味しいそうです!

確かに、これくらいレア感あると間違いなく美味しそう!

時期によっては販売していないこともあるようですが、皆さんもぜひ!

https://poke-m.com/products/13422


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