気付けばもう12月。
あっという間に年末です。(毎年言ってます💦)
12月はクリスマスという一大イベントもありますが、私たちにとってはやはり年末年始に向けた水産商品。
今日はとっておきの『いくら』をご紹介します!
噴火湾という地名をご存知でしょうか?
正式名称は内浦湾。
北海道の南部、室蘭の西に広がる円湾のことです。

水産物を獲る上で、「最高の漁場」というのがあります。
それは、寒流と暖流がぶつかるところ。
いわゆる「潮目」と言われる場所です。
日本では三陸沖が有名です。
良質なエサ(プランクトン)に恵まれ、多種多様な生き物が集まります。
この噴火湾もまさにそう。
円い湾には、冬から春、流氷で冷やされて千島列島から南下する千島海流が反時計まわりに入ります。
そして夏からは、日本海を北上する対馬暖流の支流が勢いを増しながら津軽海峡を東進して時計まわりに入ります。
湾口がまさに潮目になります。
しかもココからが噴火湾の独特なところ。
「噴火湾」という名前からも分かるように、湾の周りは山々に囲まれています。
この山々から湾へ流れ入れる河川に、また栄養がたっぷりなんです。
そんな最高の環境で獲れる水産物は、脂のノリや味の濃さが絶品です。
カニ・エビ・ほたて・カレイ...。
そして鮭です。
この噴火湾で獲れた鮭の子「いくら」を醤油漬にしたものがこちら。

粒の大きさも脂のノリも最高です。
毎年私たちは年末28日~31日の開催で、このいくらをお持ちしています。
北海道産の中でも、さらに希少な『噴火湾産』いくら。
ご試食も可能ですので、ぜひ一度実物を味わってください!
(年末の開催はまた別でご案内させていただきます。)